4/28 SAIJO BASEの日プラネタリウムのテーマは「誕生日の星座たち」でした。
誕生日12星座は人気の話題なので、1年に1回は入れようと思っています。
前回は、2023年5月に行いました。それの焼き直しで~と思っていたのですが、高校生の参加もあったので、「高校生の解説を活かすために…!」と考えていると結局一から作り直した内容になりました。
今回は、12星座占いや占星術の話題も含めました。
普段は科学的な宇宙の話題を多めにしがちなので、ちょっと珍しい内容だったと思います。
皆さんは、「星占い」を信じますか?
私は、昔はあまり信じていなかったんですが、今はちょっとだけ信じています。
信じるようになったエピソードがありますので、紹介します。
= 以下、今回のプラネタリウム投影内でも話題にした内容です =
10年ほど前、勤めていた科学博物館を辞める直前の時期、近隣の施設の方とのプラネタリウム研修会に参加しました。
お世話になった他館のプラネタリウム解説員の先輩(女性2人)に、「こういうことがやりたいので、博物館を辞めて、NPO法人に移ります」と言ったら、突然……
「光澤さん、いて座ですか?」
と言われました。びっくりしました。当てられました。
「え……!?なんでわかるんですか?!」
と聞いたら、その先輩方は
「やっぱりね~。いて座だと思った!」
「いて座は自由を求める冒険家だから、その選択は仕方ないですね」
と言われました。
スゲェ! プロのプラネタリウム解説員、スゲェーーー!!!
と、私はとても驚き&衝撃でした。
あれから、10年。
私はこの春、NPO法人も辞めることになり、最近またその時の先輩の言葉を思い出しています。時々、これで本当に良かったのかな、と迷うこともありますが、
「いて座だから、しょうがない」
と自分に言い聞かせて、前に進むようにしています。
その時のプラネタリウムの先輩のひとりは、現在自分のお店を持たれていると聞きました。
しかも、そのお店の名前に
「星」と「海」
が付くんですって!
わぁ~!私の「海星研」とおんなじ!なんて運命的!!
いつか訪ねていきたいと思っています。
さて、今月のSAIJO BASEの日プラネタリウムには、8名の高校生が参加してくれました。
手描きのボードも、楽しいイラストでいっぱいになりました🌟
今月、解説にチャレンジしてくれたのは、西条高校3年生の岩本埜乃子さん。
もう彼女は4回目なのでベテランの域ですね。とても上手ですし、私より力が抜けた癒し系の話し方なので、全体としての緩急も生まれていい感じの投影になったと思います。
「星が好き」なだけじゃなくて、彼女が今、他にも色々がんばっていることとかも話してくれて、とても楽しいです。
新年度になったので、星ボラ(高校生の星空ボランティア)も新メンバーが見学に来ました。彼女の投影を見て、目をキラキラさせてる高校生たち。
「やりたい!」という気持ちの高校生を、これからも応援したいと思います。
投影がはじまる直前にお土産をいただきました。
ウニのレプリカ標本(ガチャガチャ)手作りの台座付きです。
タコノマクラは指し棒(手作り)になっています。星の形になってます☆早く使いたい!
黒瀬さん、ありがとうございました。
大切にします。
毎月プラネタリウムをやっているSAIJO BASEの日は、キッチンカーやマルシェが多数出店しています。
毎月第4日曜、と決まっているのもいいですね。定着してきたようで、毎月とても賑わっています。
私も午前と午後のプラネタリウムの間に、お弁当を買ったり、ハンドメイド雑貨の店を見たりするのを楽しみにしています。
今月、マルシェの中で、気になったのが「占い」です。
15分、1,500円。
う~~ん……。
わざわざ占いのお店には行かないけど、こういうところでちょっと体験するのはいいかも?
プラネタリウムで12星座や占星術について話していることもあり、新年度から独立して仕事をはじめたこともあり、前日までの仕事の悩みを引きずっていたこともあり、なんか困ったお客さんが先に座っていたこともあり(笑)「次、占ってもらってもいいですかー」と、思い切って並んでみました。
名前と生年月日から数字を出して、数字が持つ意味のカードを見せてもらえるという占い。
めちゃくちゃ褒めてもらえました。嬉しい。
ていうか、どのカードも褒め言葉。
なんて素敵な占い。
タロット占いもしてもらいました。
タロットといえばJOJO3部の知識しかないオタクな私です。
(これって、車のスタンド…弱いやつ……?ACE OF BASEの曲でもあったような…。すごいキレーなカードだな~)
出たカードに占い師のお姉さんのほうが興奮していました。
「やっぱり!スゴイ!とても良いカードです。今は転機で、そのまま真っ直ぐ頑張れば、どんどん良くなるから。大丈夫ですよ」
みたいなことを言われて、涙が出ました(すぐ泣く)
出たのは、「運命の輪(正位置)」というカードでした。
その後、自分でも調べてみて、今の私の指針となるようなありがたい嬉しい言葉がいっぱいあったので、印刷してデスクの前に貼っています。
占星術が、生活の身近に存在していた頃。昔の人たちは、天の出来事が、自分たちの世界に直接影響を与える、と考えていたようです。
今は、「日食が起こるから不吉だ」なんて、科学的じゃないことは信じられていない時代です。
でも、私は選んだカードに励まされたし、心の持ちようが変わりました。
面白くて、不思議ですね。
占いは、科学や科目からは脱落しましたが、文化として根付いています。科学的じゃないから、と一蹴せず、時には話題として取り入れるのも面白いと思っています。
私も、「あなたは○○座ですか?」と言い当ててみたいので、最近は素敵な人に出会ったら「何座ですか?」と聞くようにしています。12個もあるのでなかなかコンプリートできないし、イメージも定まらず、難しいです。
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