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2024年 9月の活動いろいろ

執筆者の写真: umihoshilabumihoshilab

「夏が終わると年末」とはよく言ったもので(よく私が言ってるだけ)、ようやく秋がやってきましたね。西条市では、祭りの音も聞こえてきました。

9月は、子ども達の長~い夏休みも終わったので自分の時間が取れたし、干潟や海のイベントにも参加したし、とても充実した1ヵ月でした!


 

【市民参加型 干潟調査】


2024年9月14日(土)、西条市役所 環境政策課主催の、加茂川河口干潟調査が行われました。


「観察会」ではなく「調査」なので、参加できるのは小学校4年生以上。親子、一般、西条高校からボランティアの高校生、およそ20名が参加してくれました。


高校生や子どもたち(大人も)、時々足が泥から抜けなくなりながら(「沼った」という表現が、楽しそうだった笑)調査に参加してくれました。


どんな種が・どれくらいいるのかを、感覚ではなくデータで示して残すことが目的です。2024年 春に実施された専門家調査で、出現種や詳細は明らかになると思いますが、市民レベルで採集することができる普通種の動態をしっかり記録することも大事ですよね。


みんなの手で作った、みんなのデータなので、後日、みんなが利用できるような形で発信しようと思います。

↑これは、当日配った同定用のイラスト資料。


結果をまとめたイラストも描きたいな~。

市のHPに掲載してもらえる結果を、現在準備中です。そちらが掲載されてから、このブログでも改めて報告記事を書こうと思います。


 

【SEASIDE ACADEMY in 瀬戸内2024】


2024年9月21日(土)、シーサイド・アカデミー in 瀬戸内2024というイベントに参加しました。

このイベントは、瀬戸内海国立公園90周年を記念して開催されたイベントです。【主催:愛媛県 自然保護課、実施:ソラヤマいしづち株式会社】

今回はイベント時に潮が高いこともあり、浜辺で拾える貝や漂着物ではなく『プランクトン』を主役にするワークショップを提案し、担当しました。プランクトンの観察は、ビーチコーミングができない海で見せるもの…という苦肉の策だったですが、一般の方に生きてるプランクトンを見てもらうことができたし、イベント全体の趣旨や内容とも合っていたので良かったです。



2台の顕微鏡は、研究者の方々から借してもらっている本格的なやつです。研究用にも十分使える、ガチのやつ!


生物顕微鏡は、カイアシ類研究者の上田拓史先生から。

実体顕微鏡は、アミの研究やバイオアッセイ専門家の雜賀修さんから。

「活用してくれるのなら」と、無期限・無償でお預かりしているものです。ありがとうございます。


普段は私が研究や分析をする時に大切に使わせてもらっているのですが、今回のように子どもたちにも見せて活用できたこともきっと喜んでくれるはず! またお会いした時に、報告しようと思います。


参加者の皆さんはとても熱心に顕微鏡をのぞいたり、話を聞いてくれたりしました。大人の方が、笑顔で「うんうん」とうなずいて共感してくださっていたのも印象的でした。個別にも質問や感想をお声かけいただいて、興味を持ってもらえて嬉しかったです。


まだまだ暑かったですが、海辺はやっぱり気持ちが良いですね。心地よい疲労感。

(外でのBBQは、後半とても疲れてて すみません…)


運営の方や、私より年上の先生方もアクティブに活動されていて、見習わないとなぁと思いました。良い出会いもあり、とても楽しく充実した1日でした!


イベントに来ていただいた皆さま、運営・関係者の皆さま、貴重な機会に参加させていただき、本当にありがとうございました!


写真を撮って提供してくださったのは、ソラヤマいしづちの伊藤さん。

伊藤さんは、お互い 前職・前々職からご縁のある方で「2~3枚でいいんで、私の写真撮れたら送ってくれませんかねぇ~…ひとりでやってると自分の写真が全然なくて~…」とお願いしたら、な・なんと動画まで作ってくれました! ありがとうございます!! プロモーションビデオやん…! すご!!


【こちら】にアップしましたので、ぜひご覧ください🐚♪


 

【SAIJO BASEプラネタリウム】


2024年9月22日(日)、「月」をテーマに投影を行いました。

9月にはメンテナンスがあったので、それを『裏話』としてお客さんに報告しました。

今月は、なんだかリアクションが大きかったのが印象的でした。私も楽しんで話ができました。




午前と午後の投影の合間に、障がい者の自立支援団体さんがプラネタリウム室を見学に来られたので、プラネタリウムの機能について説明をしました。シアターとしての利用を検討されていたようです。


視覚障がいのある方もいらっしゃって、その方が「昔みたプラネタリウムは、たしかこんな風だった」「もしこういうのがあったら私も楽しめる」とプラネタリウムについて嬉しそうに語っていらっしゃるのを聞いて、私は思わず涙が出てしまいました。


音を出さずに泣いた(つもり)なので、その方には気づかれなかったと思います。周りの皆さんも気を遣ってくれたのか・「こいつなんで泣いてんねん」と変に思ったのか(笑)スルーしてくれました(感謝)


とっても素敵な方だったので、私にもなにかできることはないだろうか、と思い、

「良かったら午後からの投影を見にいらっしゃいませんか」と、

思い切ってお誘いしました。


博物館に勤めていた時に参加したプラネタリウム研修会や、星のソムリエのオンライン講座で「視覚障がいのある方への星空案内」の話を聞いたことがあったし、その方が言われていた「もしこういう解説があれば……」というのは、すべては無理でも今日その場で加えられそうなものもありました。


その方は、午後からの投影を見に来てくださいました。


すべてについて、解説を加えられたわけではなかったし、きっとわかりにくかったこともあったと思います。

それでも見終わった後、「懐かしかった」「素敵な仕事ですね」と笑顔で言ってくださいました。とても嬉しかったです。(また泣いた)


いつも見に来てくれている顔見知りのご家族のお客さんが、ちょうどその回を見てくれたのですが、盲導犬と一緒に見ている方に気づいて「それで今日は、いつもよりしゃべりが多めだったんですねー」と、いつもの解説との違いにも気づいてくれました。それを、特別なことでもないような様子でご理解くださったのも温かいなぁと思いました(またまた泣…略)


個別の要望にも柔軟に対応できるのは、小規模プラネタリウムで、人がその場でしゃべるプログラムだからこそできることだと思います。完璧!には程遠かったですが、できるだけ!頑張りました。


星が見えない人に、どんな言葉で星を表現すれば伝わるんだろう。

どんな方も、『普通に』プラネタリウムが楽しめるといいなぁ。


私にとって学びの多い、特別な投影になりました。


色々な気持ちの人がプラネタリウムにいらっしゃる中、

実際、私(解説員)とお客さんは『1:大勢』だったとしても、

見ているお客さんにとっては『1:1』です。


当たり前のことですが、それを忘れずに、あなた(お客さん)は、どう思ったか・どう感じたか、をこれからも大切にしたいです。


今月も見に来てくださった皆さん、お声かけくださった方々、本当にありがとうございました。


 

【石鎚山スターナイトツアー】


土星が見ごろを迎えていますので、高校生ボランティアの皆さんの力を借りて、できるだけ望遠鏡を出して観察しています。

・9/7(土)

男子高校生3名が手伝いに来てくれました。

伊藤くんは、2回目の参加! 受験生になったようですが、息抜きに星を見に来てくれたんですね~。

春に開催した干潟セミナーに参加してくれた子もいて、私の作ったチラシを覚えてる(まだ持ってる)と言ってくれたのは嬉しかったです!


星好きな子が来てくれたら嬉しいけど、そうじゃなくてもいろんな感性の子たちに出会えてとても楽しいです。高校生たちの、今なにに悩んでいるか、なにに一生懸命になっているか、なにに感動しているか、の話に興味津々おばさん(笑)になっている私です。


・9/28(土)

この日来てくれたのは女の子ふたり。「寒かったら、走ってこんけん?」というと、本当に走り出してしまう青い春の子たちです!

この日は、気温差が大きくて夜露が多く、始まる頃(気温16℃)望遠鏡がびしょびしょになってしまいました。雲も多く、土星は見れなかったですが、夏の大三角あたりが奇跡的にぽっかりと晴れた時間がありました。


夜の標高1,300mは本格的に寒くなってきました。空気の澄んだ季節の星空を楽しみたいですね☆ スターナイトツアーは11月まで開催していますので、しっかり防寒してお越しください!



 
 
 

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